はじめての一人旅、サンライズ出雲乗車記
はじめまして!ねぎしです。当ブログを読んでいただきありがとうございます。
最初の記事は、タイトルの通り「サンライズ出雲」の乗車記です。
目次
きっぷの紹介
今回使用したのはこちら。
特急列車であるサンライズ出雲は乗車券と特急券のほかに部屋ごとに設定された寝台料金を払って寝台券を購入する必要が有ります。(ノビノビ座席は寝台券がいりません。)
サンライズの特急+寝台券の販売は、みどりの窓口のみでの販売です。ネットや券売機では購入できないのでご注意を。
サンライズ乗車編(前編)
2021年3月8日、サンライズ出雲に乗車するため、東京駅の9番ホームに向かいます。
サンライズ号の入線を見たかったので午後9時ごろにホームに到着。電光掲示板には今は亡き湘南ライナーの案内が。
コロナ禍にもかかわらず、予想より多くの客がサンライズ号を待っていました。
午後9時半ごろ、ついに入線。
出発10分前くらいにドアが開き、いざ乗車です。
今回利用する部屋は13号車1番室のシングルツイン。禁煙室が残っていなかったため喫煙室です。少したばこ臭かったような気もしますが、すぐに慣れる程度です。
右の写真が下段、左が上段です。それぞれの枕元にはアラーム機能付きの時計があります。上下は急な階段でつながっており、段には1つコンセントの挿し口がついています。壁には灰皿とドリンクホルダーに置かれた使い捨てプラコップが2つありました。
それはさておき、まずサンライズ号に乗って最初にやることは、シャワーカードの購入です!
シャワーカードの自動販売機は出雲号の10号車と瀬戸号の3号車にあります。
東京駅発車前に売り切れることも珍しくないので、どうしてもシャワーを浴びたい人は最優先で買いましょう!
出雲号側のシャワーカードはすでに売り切れていたため、瀬戸号の3号車までダッシュで向かい、何とか確保。1枚330円。
事前に自宅でシャワーを浴びていたため、今回は記念のために買いました。
そうこうしているうちに午後10時になり、サンライズ号は東京駅を出発。出雲市まで12時間の長旅が始まります。
サンライズ乗車編(後編)
午後10時に東京駅を発ったサンライズ号は、途中横浜・熱海・沼津…と停車し、東海道を西に進みます。
窓を流れる車窓を見ながら寝転んだり、座ってお弁当を食べたりしながら自由な時間を過ごします。
23時ごろになるとお休み放送が始まり、翌朝まで停車しても音声での案内はしませんという旨の案内がされます。深夜にアナウンスをされたら寝れませんからね。
私は明日に備えてここら辺で寝ることにしました。
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翌日の4時半ごろ、起きたらサンライズは大阪駅に停車していました。
ダイヤ調整のためなのか、それとも乗務員交代のための停車かはわかりませんが、ここで降車をすることはできません。
起きるには少々早かったので、少し大阪の夜景を楽しんだ後、二度寝をすることにしました。
6時半ごろ、サンライズ号は岡山に停車。ここでサンライズの目玉イベント、切り離しが行われます。
ここでサンライズ瀬戸号と出雲号はここでお別れ。進行方向側を走っていた瀬戸号は切り離されるとそのまま行ってしまいました。切り離しを最後まで見れるのは出雲号に乗る客の特権です。
長さが半分になった出雲は、伯備線で中国山地を超えて島根県へ向かいます。
これまでは都会的な景色でしたが一気に変わり、自然物の多い景色に移り変わっていきます。
中国山地を抜けて日本海側に出ると、進行方向右手に中海や宍道湖を望みながら1時間ほどして終点の出雲市駅に到着。12時間の旅が終わりました。到着は9時58分。
サンライズ号を降りた私は一畑電車に乗り換えて出雲大社へ観光に行きました。
コロナ禍の影響なのか、引くほど空いていました。活気がないのは残念ですが、静かに観光ができて人が映っていない写真も撮れたのでまあ満足しました。
感想
少々国内唯一の庶民的価格で乗れる寝台列車となってしまったサンライズ号。
深夜の車窓を眺めたり車内で横になれる貴重な体験をできるこの列車に乗ったことは、私にとってとても貴重な体験となりました。
あまり採算が取れないことや車体の老朽化などによって近いうちに引退してしまうことも考えられます。乗りたいと思っている方は早めに乗ってみてはいかがでしょうか?