走るカフェ!フルーティアふくしまで絶品スイーツを味わう
近年、さまざまな場所で運行されている観光列車。
移動手段としてだけでなく、地域の景色や食事、文化に触れることができることから旅行客に親しまれています。
今回は福島県で運行されている「フルーティアふくしま」に乗車しました。
この電車は、郡山~喜多方間を土曜・日曜日に1往復する観光列車で、チケットを「えきねっと」で購入することで乗車できます。スイーツ付きのプランで1人5700円。
福島県の旬のフルーツを使用したデザートを楽しみながら沿線の景色を楽しむことができます。
8月28日、今回の起点は会津若松駅。
先ほども言った通り、喜多方駅からも乗車できますが、会津で観光をした帰りなのでここから乗車。
2両編成で、乗車するのは2号車。ここからしか乗車できません。
車内はホテルのカフェのような内装。4人用のボックス席と1人用のカウンター席があります。今回利用したのはカウンター席。
コロナ禍ですが6割ほどの席が埋まっていて、ファミリー客から高齢者グループ、僕のような一人客など様々な客層がいました。
駅を発車後、バウチャー券と引き換えにスイーツセットが提供されます。
今回提供されたのは旬のももを使用したスイーツセット。
左・もものジュレプリン
もものコンポートが入ったプリン。甘いプリンとフレッシュで甘さ控えめのももがマッチしてとてもおいしいです。
中央・もものパンケーキパフェ
もも入りのレモンゼリーや生クリームの上に角切りのももやパンケーキが乗ったパフェ。ふわふわのパンケーキはクリームやゼリーと一緒に食べるとこれもとてもおいしいです。角切りのももも、食感が楽しめます。
右・100%ももジュース
福島のももを100%使用したジュース。ももを丸かじりしたような上品な味です。
JAが販売しているようで、通販でも購入できます。
隣の号車ではコーヒーや紅茶のカフェカウンターがあり、好きなだけ飲むことができます。
売店も併設されていて、フルーティアのロゴが入ったグッズや福島のお土産などが売られています。
大きめの窓からは、沿線の景色を楽しめます。
進行方向左側に見える磐梯山は雲に覆われていて少し残念でした…
1時間ほどで終点の郡山駅に到着。もう少し乗っていたかったです。
いちごやブドウなど、月ごとに提供されるスイーツは変化するので、また来てみたいと思いました。秋にはどんなフルーツが使われるのでしょう?
さて、フルーティアふくしまのチケットを購入すると、写真左のような引換券をもらえます。
これを会津若松駅の観光案内所に持っていくと写真右のパンフレットとクーポン券をもらえます。市内の対象のカフェでスイーツを割引で食べられます。今回僕は時間の都合で使えませんでしたが、皆さんはぜひこちらを使ってスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか?